「君しかいない!と言われる人になる」本から読み解く、必要とされる人になる考え方

必要とされる人になる考え方 Kou’s特選!おすすめ本

新型コロナウィルスのパンデミックを機に、将来のありかたを深く考える人が増えているといいます。
こういった状況は、個人的にはとても良いことだと考えています。

なぜなら、自分で考え行動するというプロセスを経験することができるからです。
労働者としてつかわれる立場が長いと、考え行動する必要がありません。

職場へ出勤すれば仕事が用意されていて、これをあたりまえととらえている状況というのは、思考力をつかっていない「思考停止」の状態といってもいいでしょう。
そこに気づき、一歩踏み出すことはとても建設的な行動です。

しかし多くの人は、何から始めたらいいか分かりません。
そんなとき、本書「君しかいない!と言われる人になる」は、強力なサポートとなります。

現状に疑問や窮屈さを感じたら、大切な人生の岐路にさしかかっています。
心の中のホンネは何と言っているかな?
自分の直感を、素直に受け入れてみよう!

以下からは、 「君しかいない!と言われる人になる」 から、ヒントとなる考え方や行動を読み解いていくよ!

著/今井 孝(いまいたかし)
株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング 代表取締役
「ひとり起業」に詳しいマーケティング・コンサルタント。著書『起業1年目の教科書』は5万部を超えるベストセラーに。シリーズでは約8万部となる。

レビュー「君しかいない!と言われる人になる」必要とされる人になる考え方

レビュー① NOと言える人になる

「嫌だと思ってはいけない」と考える必要はありません。「嫌なものは嫌」でいいのです。
こんな些細なことから人生は変わり始めます。

第1章 奪われたエネルギーを取り戻す

仕事の中で感じる違和感。

「嫌だな」と思う感触は、直感そのもの。

直感を無視しないでほしい。

目をそらさないでほしい。

生活のためだとか、世間体があるからとか・・・

直感は心の声そのもの。

心の声を聞いてほしい。

じっくり考える時間を持とう。

考える先に違和感の正体がみえてくる。

対処法もみえてくる。

「嫌だな」の理由をじっくり考えよう。
自力で解決できそうか、そうでないことかを考えよう。
「嫌だな」の具体的な理由と対処法が
みえてくるよ!

レビュー② 一人になる時間をつくる

成功している人は適当に1日を過ごしていません。
毎日、ルーチンを決めて動いているのです

第2章 自分のための時間を手に入れる

日々の生活、仕事のなかで自分の時間はありますか?

思いにふける時間。

未来や将来を考える時間を大切にできていますか?

そんな時間は無いって?

本当?

仕事のせい?

他人のせい?

環境のせい?

言い訳が真っ先にでてくるなら危険。

他人にも厳しくなるし、自分にも厳しくなる。

あなたは忙しすぎるのかもしれない。

どう生きたいのか、何をしたいのか。
考える時間をつくろう。
考える時間をつくるためのルーチンをつくろう。
あなたが本来のあなたであるために。

レビュー③ 考え行動する

どんな仕事であっても、一生懸命に取り組んでいれば、自分の姿勢に誇りを持てるのではないでしょうか。
逆に言えば、仕事に誇りを持てるような姿勢で働こうということです。

第3章 自分の価値に気づく

言われたことだけやる。

指示を待つ。

「指示待ち人間」になっていませんか?

もっとも危険なのは、思考停止になること。

考えるのを止めた時点で、ロボットと同じ。

「そんなの嫌だ!」

違和感を感じたら、主体的に動いてみよう。

想像し、発想し、動く。

自分の中から湧き出る思いを感じてみよう。
感じて信じることで「信念」となる。
「信念」をもって行う仕事には誇りを感じることでしょう!

レビュー④ 好きなことを思い出す

自分らしさは考えて出てくるものではありません。ただ、好きなことを楽しんで、それを追求しているうちに、勝手に自分らしさが磨かれていくのです。

第4章 エネルギーを湧き上がらせる

子供のころ好きだったこと。

大好きだったあの子。

「好き」に理由はない。

理屈などなく、好きなものは「好き」。

わくわく、ドキドキしていたあの頃。

いつから「好き」の気持ちを忘れてしまったんだろう。

社会の評価や人の目にばかり気をとられてきてしまった。

世渡り上手になることばかり考えてきた。

嫌なことや我慢することを自らに強いてはいないだろうか。

なぜだろう?

輝いている人はいつも楽しそう。

楽しそうなところには人も集まってくる。

自分も輝きたい!
大好きなこと、ワクワクすること。
もういちど、取り戻そう!
ついでに笑顔も取り戻そう!

レビュー⑤ 理想は叶うと信じる

人間というものは不思議なもので、自分の頭の中でイメージできると、だんだんとそのイメージを実現する方向に向かっていきます。

第5章 理想の未来を妄想してみる

「引き寄せの法則」なるものがあります。

何をしたいのか。

どのように生きたいのか。

強く念じ続けることで叶うというもの。

しかし「叶わない」という人たちが多いといいます。

なぜでしょう。

念じ方が足りないから?

いいえ。

信じていないのです。

そう、自分を信じていないから。

自分の理想は「叶う」と信じること。

最終的に自分の味方は自分だけです。

自分を本気で応援できるのは自分だけ。
理想は「叶う」と信じること。
だって、どうせ理想どうりになるんだからさ!

レビュー⑥ チャレンジする

人生は楽しむためにあります。
正しくあるために生きているわけではありません。

第6章 チャンスを広げていく

毎日は楽しいですか?

「喜怒哀楽」という言葉があります。

人間だけに与えられた言葉。

楽だけを求めると辛くなります。

そう、リスクをとれなくなります。

そして、失敗を恐れだします。

失敗を恐れだすと行動できなくなります。

行動しなければ、失敗はありませんが達成も成功もない。

失敗したっていいじゃん。

失敗したらネタにしちゃえば?

成功談も聞きたいけど、失敗談もおもしろい!
人間は完全じゃない。
失敗しながら進歩してきたんだ!

レビュー⑦ 悪口は言わないと決める

他人のせいにする人に仕事を任せるのは不安です。
ですから悪口を言っている人は基本的に信頼されません。

第7章 応援してもらえる人になる

他人の悪口、言ってますか?

楽しいですか?

それとも罪悪感を感じますか?

はたして両者に差はあるのでしょうか。

いいえ、両者ともに違いはありません。

悪口を言ってることに違いがないからです。

人の内面には良心があります。

良心は心の中で叫ぶでしょう。

「こいつは信用できないな」

「どうせ、よそでは自分の悪口も言っているんだろう」

悪口を日常的に言う人からは、人が離れていきます。

悪口というものは、人を遠ざけるだけじゃない
チャンスをもたらすはずだった人も離れていなくなる!
最後に残るのは、孤立。

レビュー⑧ 好きなことを発信し伝える

発信を始めると世界が広がります。
自分の言葉に共感してくれる人が集まってきて、ものすごいスピードでたくさんのつながりができていきます。
そうして思いがけないチャンスがやってきます。

第8章 世の中に向けて発信していく

「好き」の思いを世の中に情報発信しよう。

「好き」を追求すると楽しくなります。

楽しくなると、人が集まってきます。

人が集まるとコミュニティが生まれます。

そんななかに新たなチャンスも潜んでいるかもしれません。

チャンスを活かせば、触発された人たちがさらに集まってきます。

それはひとつの国のようになって、さらに増幅していきます。

ありのままの自分を必要としてくれる人たちに囲まれて生きる。

ワクワクしませんか?

情報発信の目的は、「好き」を追求すること。
「好き」を追求することは、自分の原点に帰ること。
「原点回帰」

自分を取り戻そう!

本書を読み終えて kou’sレビュー

会社員、サラリーマンは給与収入が一定です。
歩合制でもないかぎり、基本的にどれだけ成果をあげても給料は変わりません。
組織の評価が判断基準のすべてとなり、評価を上げるために自己主張をおさえて従属姿勢となります。

勤続年数が長い人ほど会社の倫理に巻き取られて没個性となり、斬新かつ革新的なアイディアが出たりすることも少ななくなっていきます。
このような状態は、組織運営の活性化の面においてもデメリットしかないでしょう。
しかし、これは多くの一般的な日本企業の根深い風土ではないでしょうか。

組織の求めるものは、クリエイティブな発想やアイディア、アグレッシブな行動力、和を乱さないコミュニケーション能力など。
一見、矛盾さえありますが、組織の活性化においては必要な能力です。
そのような環境のなかで、「君しかいない」と言われるような人というのはどのような人でしょうか?

まずは、自分のなかに眠る好奇心を思い出すこと。
子供のころに描いた夢や好きだったことにヒントがあるようです。

夢や、やりたかったことはどんな人にも必ずあり、今でも実現してくれるのを待っています。
目立たず、騒がれず、世間を要領よく生きるために、鍵のついた箱にしまいこんで忘れてしまっているだけです。

その箱を開ける鍵は自分の手のなかにあります。
勇気をだして開けるだけです。
素直に受け入れましょう。

この一連の作業を受け入れられたとき、あなたの魅力は輝きを増します。
人生を楽しんでいるあなたの魅力は、唯一無二の存在となります。
そこには多くの人が集まりだします。

人生を楽しみだしたあなたを、もうだれも止めることはできません。
むしろ、多方面からこのような言葉をかけられることでしょう。
「君しかいない!」

時代は変わり、終身雇用や年功序列といったこれまでの常識はもはや過去のもの。
働き方のみならず、価値観も多様化する時代といってもいいね。
会社や組織に頼らず活躍できる人が、本当に必要とされるのではないかな?

ひと昔前なら、タブーとされた副業も解禁され、働き方も様変わりしています。
旧態然とした常識を打ち破って、アグレッシブに行動できる人が必要となる時代だね。

アグレッシブに行動する=積極的に動くことで、将来も開けてくるのではないかな。
イキイキと楽しむかのように行動する人には打算的な計算などない!
そんなピュアな人に魅力を感じないわけがないね!

そうだね!
人生を楽しく駆けまわっている人をみかけたら、つい声をかけちゃいます。

「僕も人生を楽しみたいから、ご一緒していいですか?」
「君しかいないんだ!」ってね!

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