すべては健康であればこそ
ご自身は、健康管理に対してどのような考えをお持ちでしょうか?
「失って初めてわかる健康のありがたみ」とはよく言ったもので、病の床に伏してみますとあらためて健康であることの重要性に気づかされます。
人間としてのあたりまえの営みは、健康であるがゆえともいえます。
歩き、走り、食べ、排泄し、眠るなどの当たり前の行動であったり、仕事、買い物、遊びに興じたりできるのもすべて健康があるがゆえともいえるのではないでしょうか?
それだけ僕たちが生きるうえでなくてはならない健康であっても、ついないがしろにしてしまっているのが多くの人の現状ではないでしょうか?
僕が、健康づくりと健康維持のためにもっともおすすめしたいのが体を動かすことです。
運動を定期的に行う習慣を身につけることで、心身ともの健康の効果を享受することが期待できます。
僕自身、20年以上の運動習慣から得られた気づきや実体験をもとに紹介をさせていただきます。

運動のススメ
僕自身は、これまでランニングをメインに体力維持と健康管理に取り組んできました。
そうです、僕の運動の目的はあくまで体力維持と健康管理にあります。
年齢を重ねるごとに体力の低下と病気リスクは避けられない現実と言っても過言ではありません。
ですが、運動習慣を持つことによって、体力や免疫力低下のスピードを遅らせることはできると実感しています。
細かいデータや数字はさておき、シンプルに言って同年代と比較すればわかりやすい指標となります。
僕にとってのランニングは、体力の増強と維持、ストレス解消と心身のリフレッシュなどの健康管理の手段となっています。
ランニングの良さは、タイミングを選ぶことなく、走りたいと思ったときに始められるお手軽さです。
ランニングは一人で完結するスポーツなので、時と場所にしばられることなくスタートできますし、ほとんどお金もかかりません。
月会費を払って、スポーツジムに通うという選択もありますが、僕自身は一般道を走っていますので、かかる費用は0円です。

運動の習慣化にお金はかからない
例えばランニングを始めるにあたって、しいていうならば、ランニングウェア一式程度は買いそろえたいところです。
ただし初心者のうちは、できるだけお金をかけずに精神的プレッシャーの無い状態でまずはスタートするということが大切だとは、自身の経験から言えることです。
ちなみに僕は、ランニングを始めたての頃は高校生時代のジャージと当時のシューズを履いて走っていましたから、かけた金銭的コストは0円でした(笑)
ある程度の継続が見込めて、走行距離が伸びてきたころに初めて高機能なウェアやシューズを購入すればいいと考えます。
むしろ慣れてきて習慣化できてきた頃の方が、ランニングに対してある程度の知識もついてきていますし、どのような機能があってどれくらいの価格帯のウェアやシューズを購入すれば良いのかが、ご自身なりに知識がついてきているものです。
ただし、有名ブランドの高いウェアを買う必要などありません。
ひと昔前では、スポーツ用品ショップで、有名メーカーの高価なウェアやシューズを買いそろえるというのが通例でしたが、現在では、安いものでも十分良いものが多く販売されています。
あまり難しく考えずに、まずは気軽に手持ちのウェアとシューズでスタートしましょう。

もちろんある程度、走行距離が伸びてきたら、ウェアやシューズも本格的なものを買いそろえるタイミングとなります。
僕自身の経験上、5.0㎞を越えたあたりから購入を検討してみるのをおすすめします。
走行距離5.0㎞以上はあくまで目安ですが、距離が伸びれば伸びるほど足へかかる負荷も大きくなってくるからです。
ランニングは着地時の脚部には体重の約4倍の重力がかかるといわれます。
負荷が積み重なれば脚部にとって大きなダメージとなり、ケガや故障の原因ともなります。
運動の習慣化にあたっては、ケガの予防は常に注意しなければなりません。
そのためにも、シューズは特に高機能かつクッション性を高いものを選ぶことをおすすめします。
苦手な運動を習慣化をするには?
もともと体を動かすことが好きな人にとって、運動の習慣化に対するハードルはさほど高いものではないでしょう。
しかし、運動そのものに抵抗がある人にとって、運動習慣をともなう体力づくりや健康維持は非常に高いハードルとなってくると考えられます。
そんな人におすすめしたいのが、外を歩くウォーキングです。
ウォーキングなら、さほど体力を必要ともしないですし、手軽に始められます。
スポーツジムなどへ行く必要は無く、外を歩くならばかかる費用は0円です。
トレーニングウェアは持っているにこしたことはありませんが、わざわざ買いそろえる必要などなく、普段着で十分こと足りますし、シューズも普段使用されているものか安いものでも十分です。
そしてウォーキングなどをする運動習慣のメリットは、なんといっても、外に出て太陽の光を浴びることにあります。
太陽の光を浴びることによって、体内時計が整えられたり、体内でセロトニンが分泌されます。
セロトニンは、「幸せ物質」とも呼ばれ、ストレス物質でもある、コルチゾールを低減させる効果も期待できますし、体内時計が整えられることにより体内リズムが整えられ、良質な睡眠を得られる効果も期待できます。
ウォーキングを習慣化することで、体力づくりや維持、心身とものリフレッシュ、ストレス解消などといった多くの効果が期待できます。

運動習慣のメリットとデメリット
運動習慣を持つことで得られるメリットを述べてきましたが、ここであえて個人的見解ではありますが、デメリットについてもふれておこうかなと思います。
僕個人的には、運動を習慣化するということはメリットしかないと断言しますが、あえてデメリットをあげるとするなら、忙しくなるということでしょう。
それは、運動をする時間を確保しなければならないという忙しさにあります。
なにをするにも、運動をするためのスケジュール管理は必要となってきます。
お誘いを断らなければならないような場面もあるでしょうし、これまで続けてきた何かをやめなければならなくなるかもしれません。
しかし、そのようなスケジュールのやりくりを繰り返していくと、その忙しさがなんだか楽しくなってくるタイミングがやってきます。
そのタイミングこそが、運動を習慣化できてきたひとつの指標でもあるのです。

運動ってやっぱり最高
僕が20年以上ランニングを続けてきて、一般道を走ることにこだわるのは、季節のうつろいや、その日その日の風や温度を肌で感じることにより「五感」を鍛えられるというメリットがあるからです。
あえて月会費を払ってスポーツジムに通うのにも、共通の趣味を持っている人との出会いや、雨や雪などの天候に左右されないといったメリットもあります。
いずれにせよ目的は、体力増強と維持、心身ともの健康管理にあるわけですから、ご自身の目的と経済状況など熟考していただき、運動の習慣化を実現してみてはいかがでしょうか。

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